定年延長 2012 2 4

 昔は、60歳というと、
本当に、「お年寄り」という感じでしたが、
今の60代は、大いに、若々しいと言えるでしょう。
 そんな人たちが、60歳で退職して、
「毎日が日曜日」となってしまうと、
やはり、おかしなことになってしまいます。
 女性は、豊かな老後を楽しむことができるでしょうが、
男性は、難しいと言えるでしょう。
せいぜい、妻から「産業廃棄物だ」と言われないように、
小さくなって老後を過ごさなければならないでしょう。
(その理由は、下記の「昼食 2008 1 14」を参照)
 定年に関して、諸外国と比較するのは、意味がないでしょう。
日本は、世界有数の長寿の国です。
いや、実質的には、世界一の長寿の国と言えるでしょう。
 このような国において、外国にあわせて、
機械的に、一律、60歳で退職とするのは、おかしいでしょう。
 総合的に判断すれば、長寿の国である日本においては、
定年は、70歳とするのが、妥当でしょう。
 もちろん、給与体系は、大幅に変える必要があります。
日本においては、給与の中に、子育て費用や子供の教育費が、
大きな割合で含まれていると考えられますので、
そういう経費が必要でなくなった世代は、
大幅な減額は、やむを得ないでしょう。

昼食 2008 1 14
 最近では(2008年当時)、
「団塊の世代が次々と定年を迎える」ということを、
日常の会話でも話題になることが、多くなりました。
 男性の方は、「定年退職後は、妻と、のんびり過ごしたい。
一緒に仲良く老後を送りたい」と考えているでしょう。
 しかし、昼食が、夫婦の危機を招く可能性があります。
男性は、「いったい、昼食と夫婦の危機が、
どういう関係があるのか」と思うでしょう。
実は、大いに関係があるのです。
 基本的に、専業主婦の昼食は、粗食です。
朝食の残り物か、冷蔵庫の半端な食材、あるいは菓子パンとか・・・・・。
 ところが、夫が退職して、毎日、家にいるようになると、どうなるか。
今まで簡単に済ませていた昼食を、夕食並みに作る必要が出てくるのです。
これは、妻にとって、大きなストレスになる可能性があります。
 夫は退職して楽になったけれど、妻は負担が増えた。
これでは、やがて夫婦の危機が起きても不思議はないのです。
 定年が近づいてきたら、第二の人生を準備しましょう。
男性は、自分の昼食ぐらい作れるようにしましょう。
それが、夫婦を維持する秘訣と言えるでしょう。
 そうすれば、妻は安心して外出ができるようになるでしょう。
夫が退職したら、妻は外出ができなくなってしまった。
これでは、どんな「おしどり夫婦」でも、やがて、おかしくなります。






































































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